2009年、誰も気づかない所で、私達の仲間が孤独と悲しみに苦しめられ、自ら命を絶ってしまいました。
もしその時、誰かが彼に声をかけていたら、異変に気付いていたら、あなたを見ていると伝えていたら、もしかすると命を絶つことは無かったかもしれません。
そんな悲しみを繰り返さない為に、未会は設立されました。
支えあいの軸となるような交流を行い、地域の風通しをよくすることで、異変を察知し、皆で困っている仲間の手助けをすることを目的としています。
会長からのご挨拶
僕が今まで歩んできた人生。
本当に仲間に支えられてきた人生でした。
今思えは責任感に欠ける行動もしてきた十代の頃、不安定な心が壊れてしまわなかったのは常に仲間がいてくれたから。
そんな仲間に支えられ、不安な時はいつもたくさんの仲間がそばいることを誇りに思えた。
嬉しい時、楽しい時、家族親兄弟以外で喜びを分かち合える仲間がいてくれたらどれだけ心強く幸せだろう。
辛い時、悲しい時、家族親兄弟以外で支えてくれる仲間がいてくれたらどれだけ助けられるだろう。
僕の中で仲間との関係は慰め合いではなく励まし合いだと思っています。
同情と共感は違うもので、同情は見下ろしの要素がその根底にあります。
共感とは、対等な立場で励まし合っていく事だと思う。
仲間との関係で重要なのは励まし合いの関係になっているかどうかだと思っています。
仲間を励ます事のできる人は、仲間を理解し、優しく、強く、あたたかい人でなければなりません。
人を敬う心、人に優しくする心を学び、日本だけでなく世界にも目を向けながら、誰かの役に立ちたい、少しでも励ましたい。そんな仲間の集まる会を目指して未会は活動しています。
未会会長 : 吉田きんじ
高槻ボランティアグループ「未会(ひつじかい)」紹介VTR 2019