2011年9月18日、和歌山県古座川町に朝6時出発でボランティアに行って来ました。
現地付近に近づいても、始めは本当に台風での水害があったのだろうかと思うぐらいでしたが、古座川を越えると、木がなぎ倒されており、水害による廃材が至る所にありました。
異様な光景に、一瞬言葉を失いました。
古座川が決壊し家の1階が埋まる程の水位だったみたいで、改めて水害の恐ろしさを実感しました。
今回のボランティアは、畑の排水溝の掃除、流木の除去、オクラの枝千本程の除去を未会メンバー6名+その他ボランティアメンバー11名で行い、気温も30℃を超えていたので、相当ハードな環境の中、スコップで泥を取りのぞく作業をしました。
昼過ぎからは体力的にも非常に厳しい状況でありましたが、みんなで声をかけ合い、精一杯お手伝いをできたのではないかと思っています。
飲み水をくれた方、井戸水を頭からかけてくれた地元の方、ここでも人との繋がり、温かさを感じる事ができました。
畑のご主人(ナギノさん)も、今回の水害で農業を辞めようかとも思ったみたいですが、掃除が終わった後、「皆さんから力を貰ったので、また農業を1から頑張ってみる」とおっしゃっていました。
微力ながらも、人のお役にたてた事、何よりご主人が前を向いて頂けた事が本当に嬉しかったです。
正直、体力的にかなりしんどかったですけど、現地の方からの「ありがとう」この一言で疲れも吹っ飛びましたし、みんな充実した1日になったと思います。
一つの経験がより自分に自信をつけまた一つの繋がりが自分の心を成長させてくれるものです。
今回ボランティアに行ったその経験と繋がりをこれからも大事にして自分達が【今】できる事をやっていきたいと思っています。
一緒にがんばろう!和歌山!
一緒にがんばろう!古座川!